パソコンでのデスクワークなど、ビジネススタイルも変化し、現代病とも言える頸や肩のコリを訴えるビジネスマン向けに、衿腰周りにネオジウム磁石を入れ、血行促進を促す、マグネットシャツが開発されました。日本で初めての医療用具シャツとして注目されました。

携帯電話を使用しないときには、胸ポケットの上にある、専用ポケットに携帯を収納。すると使用するときは、腰上にある取り出し口からストンと落ちてくる携帯電話収納ポケット付きシャツが誕生！ユニークでありながら、携帯電話時代に着目した商品でした。

ケナフはアオイ科フヨウ属の一年草で、茎の繊維で網や布を作るため古くから栽培されてきました。 成長が早く、二酸化炭素をたくさん吸収する、環境にも良いケナフを使用したシャツは、麻に似た感触と清涼感、さらりとした着心地です。

衿周りに使用する芯地を、通気性の良いメッシュ芯地にすることで、風通しが良く、汗をかいてもベトつきにくい夏向けの商品が誕生しました。 地球温暖化の問題から、ノータイでのクールビズスタイルが徐々に一般化し、ワイシャツにもより涼しさを求めるアイテムが増えてきました。

生活スタイルも年々変化します。 自転車通勤などアクティブなビジネスマンが増え、そのスタイルもより動きやすく快適なものを求められるようになりました。 スポーツ衣料に使用する生地をワイシャツに起用し、着心地はポロシャツのように快適でありながら、見た目はきちんとしたニットシャツは人気商品となりました。

ノータイスタイルが定着しつつあるなかで、やはり注目はシャツの衿元にも。 第二ボタンと第三ボタンの間に、表からは見えない隠しボタンを付けました。 大人しすぎず、はだけすぎない適度な開き具合で、機能面だけでなく、着こなしにもこだわるシャツが増えました。