シャツの主原料である生地は、世界的に有名な生地メーカーを主力にしております。 これらのメーカーはエコテックス規格認証を受けており、日本の安全基準をクリアしております。

シャツ生地の主力は、「 1) 高級純綿生地　2) 純綿形態安定生地　3) ポリエステル混紡生地 」の3種類です。 フレックスジャパンは、この主力生地を長年に亘って最も信頼のおける生地メーカーに発注しております。

OSWAL F.M. HAMMERLE Textiles Limited

元々オーストリアに本社を持つヨーロッパ先端コレクション生地メーカー。
毎年、生地展示会としては世界最高峰と言われるプルミエールビジョンに出店しており、全世界の著名服飾ブランドから、その品質・デザインに高い評価を得ている。
主に綿100％の高級生地に特化し、高品質とヨーロッパデザイナーによる斬新なデザインに定評がある。 現在では、インドOswalグループと共にインドのコラプールに新工場を建設し、多くの欧州高級生地ブランドと同様にインド生産を主体にしている。 インド生産においても綿100％糸はエジプトギザ100％を使用し、欧州生産と同様に糸の段階でガス焼きをし、ケバを殆ど無くすことによる光沢と風合いは変わる事はない。 むしろ技術はそのままに、最新設備を導入したことにより高い品質を維持しており、先端加工機導入により生み出される独特のハリ・コシのある風合いは特記すべきものである。 また、デザイン機能は本家オーストリアとイタリア人デザイナーによるインドデザインのコラボレーションにより更にバリエーションに磨きをかけている。
現在、本社機能をインドOswalグループに移しているが、引き続き欧州先端生地メーカーとしてプルミエールビジョンへの出展資格を有し、世界各国及びインド市場から高い評価を得ている。

LUTHAI TEXTILE CO.,LTD

中国山東省にある月産1,500万ｍを生産する紡・織・加一貫の中国3大先染め生地メーカー。
同社は日本人技術者を招聘し世界においていち早くコンパクトヤーン紡機（綿のケバを糸内部に押し込める）と液体アンモニア加工機（綿繊維の配列を均一にする）を導入し、高品質生地の生産に着手して来た。 その後モイストキュアの技術を取り入れ、綿100％形態安定生地の生産を確立し、改善を続けることにより、綿100％形態安定生地においても世界で絶対的な地位に立っている。
また高品質生地に必要となる超長綿の安定的確保の為、新疆ウイグル自治区に自社管理の綿花畑を持つ。 更に現在自社の大学も有し、品質改良・製品開発に特に力を入れ、その品質の安定性は世界トップレベルと言われている。 事実、現在世界で最も細い綿糸である300番手を最も早く実現した。 その結果同社生地の品質安定性は世界の一流ブランドにも認められており、殆どの有名ブランドに供給している。
同社は営業活動は行なわなくとも世界中から供給の引き合いが絶えないが、同社の認めたブランド・メーカーでなければ取引をしない事でも有名である。

CENTURY TEXTILE INDUSTRY TBK

インドネシア、ジャカルタ近郊にある紡・織・加一貫の日系後染生地メーカー。
日本の東レ・東海染工等一流メーカーの出資合弁企業である。 同社は特にポリエステル混の定番生地（白ブロード）生産をメインとして1970年という非常に早い時期からインドネシアに進出した。 ポリエステル原綿は世界最高品質と競争力を誇る東レの供給を受け、同社の高い織布技術で織り上げ、日本では最高峰の東海染工の技術で染め上げるという理想的な分業体制を同一社内で実現している。 この品質の高さと安定性は世界のブランドに認められており、早くから世界有数のブランド向け生地供給を手がけている。
現在においてはポリエステル混ブロードのみならず、綿100％糸との織分け＋染め分けによる先染めと変わらない後染め技術も確立し、その製品の評価も高い。 また日本式の生産管理による高い生産性と生産計画により、安定した納期にも定評がある。